2月4日 活動報告(桂東校)
今年の冬はたくさん雪が降りましたね。先日の大雪の影響は、皆さま大丈夫でしたか?実は、塾長の志賀都子先生は、雪の日に転んで腕を怪我してしまいました…。けれども、「今日は寺子屋みやこの日。がんばるぞ~!」という気持ちで、本日の桂東校にも来てくださりました。
まずは、吉川先生の授業からスタートしました!今日は、「ちょっとまてよシート」を使って学習をしました。「ちょっとまてよシート」とは、出来事と思いを整理して考えるために使います。自分自身の感情に「ちょっと待て」をかけることができずに、「むっ」とした気持ちや「かっ」とした気持ち、「ぱあ」とした気持ちがわいたときに、すぐに行動してしまうときってありませんか?その結果、けんかになったり、後々後悔したりすることが起きてしまいます。そうなる前に、「自分の心に目をむける」時間をつくることが大切だよと教えていただきました。心と出来事は結びついているので、こうやって整理して考えるといいことが分かりました。
次に、志賀先生による「親子で学ぼう!今月の漢字」をしました。「かえるをのんだととさん」の絵本を読んでくださりました。腹の痛くなったととさんが、お寺の和尚さんに相談に行くと、「腹に虫がいるから蛙をのむといい。」と言われ、蛙をのみこみました…そのあと、蛇にキジに猟師に鬼と、つぎつぎと前にのみこんだものを食ってしまうものを、のみこんでいきました。最後は和尚さんがととさんの口の中に、「鬼は~外!」と豆を投げ込むと、お腹の鬼が「これは節分の豆だ。痛い痛い!」と言って、尻の穴からとびだして逃げていく…というオチの絵本でした。次の展開を予想しながら笑いあり、楽しく聞くことができました♪
さて、ここで登場した「鬼」の漢字を読み解いていくと…古代文字から、いろいろな発見ができました。漢字の上の部分は、「得体のしれない顔」が「田」の形で強調されていました。その顔の下に、ひざまずいている人の姿が描かれていることがわかりました。さらに、怪しげな雰囲気を表す「ム」と、上から角のようなものが追加されて現在の字になったそうです。鬼を退治するのが、弓矢です。なので神社等にはよく飾られていることも知り、「あー!確かに見たことある!」と子どもたちはつぶやいていました。
そして、子どもチームは、「とんとんどんどん」の絵本を読んだり、志賀先生クイズや、和風月名・いろは歌の速音読にチャレンジしました。最後には、折句で2023年の目標を書きました。今年は「癸卯」の年であり、それぞれの古代文字から、「土台をつくって新しい年に飛び出せ~!」という意味だとわかりました。子どもたちは素敵な目標を考えていました。
大人チームは、連歌発想ミーティングで、心の内側を見ることや、言葉のキャッチボールをすることのよさを考えておられました。受け止めて、汲み取って、そして発信する。そうすることで、繋がりがうまれたり、輪が広がったりすることも分かりました。
最後は、親子みんなで集まり、それぞれが作った折句を発表したり、一人ひとりの感想を伝えたりしました。今日もいい時間となりましたね♪ありがとうございました。
陶芸作品もいい感じにできましたね♪喜んでもらえて、嬉しかったです。
次回の桂東校は3月18日(土)10時~12時です。今年度最後となりますので、ぜひ皆様お越しください。お待ちしています☆