3月18日 活動報告(桂東校)
今年度の桂東校ラストの日でした。「楽しみにしていた!」と来てくれた子どもたちと一緒に、学び合いました。その時の報告です。
1時間目 親子で学ぼう「道徳」では、「人間にしかできないことってなんだろう?」という問いから、みんなで考えを出し合いました。子どもたちからは、お箸がもてる・数を数えられる・言葉をしゃべれる・自転車に乗れる・マスクをつけられる・ギャグが言える…などが出てきました。あれ?でも、自転車に乗れるチンパンジーだっているんじゃない?とか、動物も言葉をしゃべっているんじゃない?とか、いろいろな意見が交わされていました。
人間にはヒミツがたくさんあります。昔からの研究で、心の仕組み・体の仕組みがわかってきましたが、それでも全部がわかっているわけではありません。歴史の中での進化と研究によって、今の「人間」が出来上がっています。さて、では、「人間にしかできないことってなんでしょう?」…吉川先生は「人間だけが夢を実現できる。」とおっしゃっていました。
「今、みんなには夢がありますか?」という問いには、「ダンスの先生になりたい!」「警察官になりたい!」と、子どもたちが夢を教えてくれました。大人も「いろいろな国に行きたい」「体操で全国大会で賞を取りたい」「バスの運転手になりたい」「孫の世話をしたい」「本を書きたい」…と夢を伝え合いました。
2時間目子どもチームは「吉川先生による1時間目の続き」、大人チームは「毛利先生による子育て力アップ」の学習をしました。みんなで夢について話してきましたが、夢を実現するにはどうしたらいいのでしょうか?歴史から学ぶことにしました。「空を飛びたい」と願ったエルマの夢は、約1000年が経ったときに実現しました。ライト兄弟を皆さんは知っていますか?初めて空を飛んだ人です。願いや夢を実現することは、すぐにはできないかもしれません。けれど、諦めずに一歩一歩、進んでいくと叶えることができるかもしれません。どこかに隠されている、見えない設計図を自分たちで完成させていくことが必要だとわかりました。「ダンスの先生」になるためにはどうしたらいいかを考えていると、「まずは自分が上手くなること」と話してくれました。「警察官」になるためには、「体力をつける・マラソンをする・剣道をする・体をきたえること」が大切だと教えてくれました。人生の時間をどう使っていくか、逆算をしながら、なりたい自分になってほしいと思います。子どもたちと夢を語り合う時間が、とても素敵な時間でした。また、お話をお家でも聞いてあげてください。
大人チームの「子育て力アップ」の時間には、幸せについて、明治生命の幸せのフォトコンテストの動画を観ながら考えました。人の幸せを見ることで自分も幸せになれます。何気ない日常の家族、親子などの写真の中で、「誰が幸せ?」という問いがありました。一番目は、写っている父。二番目は、娘。三番目は、写真を撮っている人(母)、四番目は、この写真を見ている自分。というように、幸せは広がっていきます。自分が幸せであれば、周りに幸せは伝わります。辛という漢字に一を足すと、幸せ。ただ、他の人の手助け+自分で幸せになろうとする気持ちや努力も必要です。最後は、ハッピーターンの動画も観ました。幸せであることに気づくセンスも大事だとわかりました。
三時間目は、みんなで「おしゃべりゲーム」をしました。サイコロの目にあった世界の名所の写真を一枚ずつひっくり返すと、そこにお題が書かれています。「しんどくてもやりとげたことを1つ言ってみましょう。」「〇〇さんにかんしゃの言葉を一つ言ってください」「今、百万円あったら何をしようと思いますか?」「自分が今行ってみたいと思うところを一つ言ってみてください」…など、いろいろな話題でお話をしながら、互いのことを知ることができました。
最後になりましたが、一年間、桂東校の活動を無事に終えることができました。来てくださった皆様、ご協力いただいた皆様、本当にありがとうございました。次年度の桂東校は、新しい挑戦をしていきます。これからも地域の皆様に愛される活動となるよう、頑張っていきます。今度とも、応援のほど、よろしくお願いいたします。
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