7月16日 活動報告(桂東校)
本日の桂東校での活動の様子を紹介します。子どもの参加がなかったため、大人の部のみの開催とさせていただきました。前半は、志賀先生の授業です。夏といえば…みなさん、何を思い浮かべますか?まずは自分でいくつか考えてみました。そして、みんなでリズムに合わせて言ってみる「夏あつめゲーム!」をしました。スイカ・プール・うちわ・ひまわり・かき氷・暑い・扇風機・海…などなど、たくさんの夏を集めることができました。そして、「みんなで集めた夏がこの絵本に出てくるでしょうか?」とワクワクする気持ちで『なつのおとずれ』という絵本を読み聞かせをしていただきました。絵本の中では、かとりせんころうさんや、とうもろこしぞうさん、きんぎょばちかさんや、うきわのすけなど、夏の風物詩たちが勢いよく走り出す場面があります。「わっせ!わっせ!」というところがとても可愛かったです。
漢字の学習もしました。古代文字をよく知ると、昔の様子を読み取ることができるそうです。「夏」という漢字の古代文字は、人が踊っているような姿がかかれていました。生き生きと活力あふれる様子や、自然の勢いがもっとも盛んな季節が「夏」だと分かりました。みなさん、「夏」という漢字を使った言葉はなにが思い浮かびますか?なかなかパッとあまり出てこなかったのですが、清夏・盛夏・炎夏・晩夏・立夏・初夏・夏雲・火夏星…など、言葉はたくさんあり、それぞれの言葉の意味も教えていただきました。昔の人は季節に色もつけたそうです。「青春」「朱夏」「白秋」「黒冬」となります。漢字は知れば知るほど、奥深いですね!
アクロスティック作文~名前の折句~もやってみました。一文一義、文末表現をそろえるのがコツだそうです!徹底的にオーバーなくらい自分を褒めるのがいいそうです。少し恥ずかしいですが、ぜひやってみてくださいね!志賀先生の作文を見本に載せておきます!(^^)
後半は、毛利先生の授業でした。良い話(もの)とは大人が良いと感じるものだとはじめにお話がありました。動画を見ながら今日も感動を共有しました。印象に残ったのは、『わたしはわたしで、あなたはあなた。』という言葉です。いつの間にか、みんなが動画を見ながら笑顔になっていました。そして感想を交流しました。「目の前で自転車が倒れたとき…おばあさんに向かって、もたもたすんなよ!と言った学生がいたことを思い出した。そのときショックだったわぁ。」「教育ってやっぱり大切だなぁ。」「いや逆に、自転車が倒れたときに優しさは連鎖することを思い出して、ぼくの出番だ!と助けにいった学生もいたで。」など、話が盛り上がりました。
次に、おしゃべりゲーム(サイコロトーク)をしました。「夏休みの楽しみは何ですか?」「1か月休みがあったら何がしたいですか?」「自分のモチベーションの上げ方を教えてください。」「リフレッシュの仕方は?」などなど、それぞれで考えたお題に沿ってトークをして楽しみました。おしゃべりは、聞く側が大事であり、明るい表情で聞くことで、人はどんどん話したくなることや、相手が元気になることを学びました。お互いの理解も深まる時間となりました。
最後に、宮沢賢治について学習しました。宮沢賢治が先生に必要な4つの「者」を伝えてくれています。みなさんは、「〇者」「〇者」「〇者」「〇者」なにが入ると思いますか?少し考えてみてください。
正解は・・・「役者」「易者」「学者」「医者」でした!役者のように演じたり、将来を見通して導いたり、一生懸命に勉強したり、「今日も元気かなぁ?」と医者の眼をもったりすることが大切だと学びました。これらは、先生だけではなく大人みんなが大切にしていきたい点です。
さて、長くなりましたが、今日の報告はこれで終わりです。次回は、夏休み企画を計画中です。ぜひ楽しみにしていてくださいね!またホームページで連絡していきます!